この話には性描写が含まれるため、18歳未満の方や高校生の閲覧を固くお断り致します。

争奪イニシアチブ!

もしもの話

「これはもしもの話なんですけど」
「はい」
「もし私が性的に誰かに襲われたらどうします? 勿論合意はないやつです」
「それってオレが間に合わないのは確定なんスか?」
「はい」
「そうッスねぇ。まあ報復はするとして、まず君の傷の回復しないとかな」
「えっ」
「えってなに。……で、緊急避妊薬も飲んでもらって……ただアレって百パーセント効くわけじゃないんで、オレも中出ししとくかなあ。どうせならオレの精子で孕んでもらいたいんで」
「??? あ、お清めセックス的な?」
「他の野郎の精液なんかオレので全部掻き出しちまって、オレの精液でたーっぷり満たせば、もし妊娠してもオレの子どもかもしれないし。わかんねーけど」
「は、はあ」
「まあ今は君が妊娠しないのが一番いいんですけど。あ、でもオレの子どもじゃなくても君が無事に産めるんならそれはそれで。今のところ母体が最優先なんで、積極的な中絶とかもちょっとなー。勿論母体が危ないならオレは君を優先するつもりなんで」
「意外ですね……もっと激しい反応があるかと」
「そこは『報復』に含まれてるんで、ないわけじゃないッスよ」
「はあ~なるほど……」
「っていうか、そもそもそうならないようにしたいんスけど……。まあ、オレと長生きしてくれればいいッスね。怖い目に遭っちまっても、へこたれないようにオレのこと頼ってください」
「はぁい」
「で、君がそんなこと言うって事は心当たりでもあるんでしょ? 今吐いちゃえば楽になるッスよ」
「えっ いやもしもの話なんですけど」
「オレが先走ってアレコレやるのと、君と話をすり合わせて足並み揃えるの、どっちがいい?」
「……その言い方、本当にずるいですね……」
「シシシッ。褒め言葉ッスねえ」
「でも、本当に心当たりはないですよ。ただ……私は襲われたときに圧倒的に不利ですし、そんな風に自分の身を守ることもままならないことは既に分かっているので、そういうことがあったりしたらラギー先輩には自分を責めたりしないでほしいなって……まあ私のことも責めないで欲しいですけど」
「なるほどねえ……。オレとしてはセックスが怖くなったりするのはゴメンだから、君の身体が回復したら散々甘やかして気持ちよくして、溢れるまで中出しして……他の野郎に何をされたって、例え君が自分のこと汚れたとか抜かしても、オレは無事なんだったら君に対して思うことなんてなんにもねーってことを理解するまで身体に叩き込むから。やさしく、やさ~しく、ね」
「うわぁ……ありがとうございます?」
「だから逃げんなよ」
「急に圧が強い」
「逃げたら、追っかけて捕まえた後のことは保障できないんで。酷くされたいってんなら逃げても良いけど……オレの方はそれを楽しむような趣味はないッスから。素直にオレの近くで可愛がられといてください」
「肝に銘じました。あと私もラギー先輩に色んな感情を向けられること自体は大歓迎なんですが、痛かったり怖かったりするのが趣味だなんてことは全くないのでよろしくです」
「シシシッ 了解。これからもよろしくね」

2025/04/18 UP

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