この話には性描写が含まれるため、18歳未満の方や高校生の閲覧を固くお断り致します。

争奪イニシアチブ!

アナルプラグで疑似猫獣人プレイ

 ツイステッドワンダーランドのアダルトグッズの中には、獣人感覚で『プレイ』できるアナルプラグなるものが存在する。一応年齢制限は設けられているものの、入手すること自体はそこまで難しくない。
 基本的には魔力がある人間専用ではあるものの、世の中には合法なものから脱法なものまであるのが世の常だ。数多くの優秀な魔法士を輩出するナイトレイブンカレッジにおいては大人達がしっかりと目を光らせているため、学生が非合法のものに手を出す機会は、実はそう多くない。
 しかし、バレないようにこっそりと楽しむことに関して彼らが非常に長けているのもまた、事実だった。
「じゃーん!」
 本日の主役、もといバースデーボーイであるラギー先輩がそんな風にして見せてきたのは、なんというか、いかにもいかがわしそうなパーティグッズめいたなにかだった。昼下がりにサムさんの店の袋から取り出すにしては異色と言える。
「……猫耳、と、尻尾?」
「シシシッ 大正解」
 ぽん、と手渡され、ああ私につけて欲しいのかと理解するも、よくよく見るとパッケージには色っぽいスタイルの男女が、明らかに私の知る獣人の尻尾よりも低い位置から――そう、まさにその先にはお尻の穴があるのでは? と言わんばかりの割れ目の奥から――猫ちゃんやらわんちゃんやらの尻尾を生やし、セクシーなポーズで立ちバックめいた姿勢を取っているのに気づいた。
「ラギー先輩、これ、もしかして……」
「お察しの通り」
「どこからこんなもの仕入れたんです?」
「それは勿論、オレの誕生日祝いに情報をこう、イグニハイドの奴からちょっと。ね?」
 楽しそうに歯を見せて笑う先輩は本当に可愛くてかっこよくて、何より色気がある。見蕩れそうになるのをぐっと堪えて、私は改めてパッケージを見下ろした。
「今日それを着けて待ってて欲しいんですけど。着け方わかんなかったらオレがお手伝いするんで」
「えっ」
 ラギー先輩が求めていることは分かる。私に仔猫ちゃんになって欲しいってことだ。その上、どこか悪巧みをしているような空気を感じるので、ラギー先輩のお尻で童貞を散らしたことへの意趣返しなのかもしれない。
 まあ、はっきり言って初手が獣人発情セックスだった身としては、ラギー先輩以上に身体を預けるに足る人はいないとさえ思っているので吝かではないのだけど。
 百歩譲ってお尻の穴をラギー先輩に捧げるにしても、汚い部分を見られることには抵抗がある。比喩じゃなく汚いものなので。
「多分大丈夫です……あ、洗浄グッズ入ってる」
「流石にお願いする身としては用意しとかないと」
 お尻の穴を洗う道具が普通に用意されてるってマジ? と思いつつ、金で身体を売買しようとした前科がある身としては何も言えない。いや、言っても良いけどラギー先輩から当てこすりのようにあの時のことを掘り返され、夜に悲鳴を上げるのは私になることは明白なので賢くお口にチャックをするのだ。
「じゃあ、そういうことで」
「はい」
「いい返事ッスね」
 優しく頭をポンポンされて、危うく手の中にあるブツとのギャップで風邪を引くところだった。本当にこういうところが油断ならない。



 準備はじっくり行った。ラギー先輩から渡されたものの中には温感ローションもあって、何が入っているのか『直ぐに解れる!』という身も蓋もない宣伝文句がついたシールまで張ってあった。
 もちろんこれはベッドの上でも使うことになるのだろうと風呂場と寝室を行き来する。そうこうしているうちにラギー先輩が来たことをゴースト達に教えられて、「じゃあ、後は若い二人で……」と消えていく彼らに恥じらいを思い出させられつつ、昼間散々誕生日を祝われたらしい先輩を招き入れた。
「……へえ、準備万端ッスね」
「はあ、まあ……」
 あるはずのないものが挟まっている感覚というのは慣れない。なんというか、大きい方をパンツの中で漏らしてしまったような絶望感を擬似的に感じる一方で、頭ではえっちなやつと分かっているので、これから行われることに関しての期待が少なからずある。
 これで後ろの穴に目覚めたら本当に人生をかけて責任を取って欲しい。
 物理的にもじもじしている私をラギー先輩はひとしきり物珍しそうに見た後、寮の内側へ歩を進め、後ろ手でドアを閉めた。かちゃんと鍵が落とされて、優しく腰に手が回ってくる。
「んっ」
 瞬間、むずっとした感覚がはしって、鼻から声が抜けていった。
「かーわいい」
 ご満悦な先輩は、そのまま労るような、煽るような手つきで私の腰を撫でながら、あっという間に私のベッドへエスコートを終えた。むずむずした感覚は増すばかりで、私が違和感を訴えようとした、その時。
「ひゃぁんっ!」
 するするとショートパンツの裾から垂れていた尻尾を根元から撫で上げられ、感じるはずのない快感に、ラギー先輩の胸に縋り付く。
「感度良好……っと」
「んぁ、あ♡ なにっ、?」
「んー? 魔力に反応して感覚を延長するおまじない」
「はぁ……っん♡」
 私が身につけている猫耳のカチューシャに、ラギー先輩が唇を擦りつけながら囁いてくる。頭皮を伝って頭の内側へ響くような刺激に身悶えると、その耳が勝手にピクピクと跳ねた。
 まったく、とんちきなアダルトグッズもあったものだ。
 そう思う一方で、そりゃあそんな道具もありそうだよねとも思う。
 ここに来て漸く、ラギー先輩――ナイトレイブンカレッジへ入学できるほどの才能がある人、という意味で――がそんな生半可なグッズで疑似獣人交尾プレイなんて持ちかけるはずがないし、満足するような人じゃないってことを改めて思い知らされた。
 ラギー先輩の手つきが怪しい。右手で器用に尻尾を弄りながら、左手は私を支えるような形でしっかり抱きとめていて、実際には動きを封じている。その上、唇ではむはむと私の猫耳を愛撫しながら、吐息と舌先を使って異なる刺激で私を翻弄してきた。
 尻尾が撫でられる度、こちらも勝手に先輩の腕にするりと絡まって、先っぽがぴくんと反応する。
「らぎー、せんぱぁい……♡」
 尻尾伝いにお尻の中で快感が滲んでくる。なんていけない感覚なんだ――と徐々に理性は削られて、その奇妙な背徳感さえ興奮へ置換されていく。
「なんスか?」
「……もっといやらしいこと、してください……」
 内股を擦り合わせながら上半身を彼に押しつけるようにして懇願すると、先輩の喉仏が上下した。ぐるぐると唸るような音がそこから響いてくる。
「思ったより早く落ちたッスねえ……」
 予想外だと低く唸る声とは裏腹に、ラギー先輩は優しく私をベッドへ横たえた。熱い吐息が降ってくる。焦らすように鼻先にキスをされて、自分からその唇に自分のものを合わせに行くと、宥めるように背を撫でられた。
「ん、ん、……ふぁ、」
 甘く啄むようなキスを繰り返した後、ちらりと舌が覗いて唇を開ける。自分の舌を下唇に乗せて広げると、先輩の柔らかい舌先がぬるりと重なった。
 普段感じることのない感覚に、ぞわぞわと尻尾を受け入れている場所が疼く。猫耳の先まで毛が逆立つような不思議な気分だった。
「石鹸のイイ匂い……早く食べたいなあ」
 言いながら、先輩は飽くまで優しい手つきで私の肌を撫でながら、部屋着を脱がしていく。手のひらの熱が気持ちよくて身を委ねていると、ふと笑みがこぼれてくるのを感じた。
「……ラギー先輩?」
「いや、ホントに仔猫ちゃんみたいッスね」
 僅かの間、先輩の目尻が下がって、柔らかい眼差しを浴びる。胸の内が温かくなるような表情は直ぐにキスで見えなくなってしまったけれど、その心の内は先輩の手の優しさから充分感じられた。
 これじゃあ、私が誕生日みたいだ。
 そう思いつつも、先輩の好きなようにしてくれるならそれが一番良いかなとも思う。
「ちょっと、集中して」
 不機嫌な声に意識を持って行かれる。
「ラギー先輩のこと、考えてただけです」
「ふーん?」
「誕生日、おめでとうございます。……痛いのとかは嫌ですけど……ラギー先輩の好きにしていただければ私も嬉しいなって、そう思ったんです」
 本心を口にするも、いまいちラギー先輩には響いていないようだった。しばしばあることだけれど、大体はその後なにかを企むような顔をされるので、気に病んだことはない。今回も――
「なら、さっきみたいに沢山おねだりしてもらいましょーか」
「へ」
「かわいい仔猫ちゃん。オレの一番の獲物……そこまで言うなら、美味しくいただけるように、自分で調味してみせてくれます?」
 ――私の羞恥心を煽るにしたって、至近距離で口説き文句を囁くのは反則では?


 散々キスを繰り返して、決定的な場所には触らずに互いの肌をすり合わせる。言葉もなく視線を交わしながら自分なりにやってみたものの、ラギー先輩の余裕を突き崩すには至らなかった。直接先輩のものに触れるのはやんわりとガードされて、どうすれば先輩のツボにハマるような魅せ方ができるのか思い至れない。肌をすり合わせてみても、上目遣いにキスを仕掛けてみても、効果はいまひとつのようで。
 一方で、いつもよりも感覚が過敏になっている私には、先輩の視線一つでさえ内側に燻る熱を煽るには十分だった。
 次はどうやって楽しませてくれるの? とでも言いたげなラギー先輩の表情に、彼を動かすには徹底的に煽るしかないことを悟る。羞恥心が欲望に負け、私はベッドの上で腰を高く上げて、お尻を見せつけるように四つん這いになった。お尻から伸びる尻尾は私の意思も重力も無視して、ぺったりと横に避けていて、あらぬ場所を隠す気配もない。耳はしきりにピクピクと勝手に動いて、ラギー先輩の息遣いや衣擦れの音をダイレクトに伝えてくる。
「ラギー先輩……ここ……さわって……」
 指で自分の湿った膣口を開くと、先輩の息遣いが僅かに乱れた。催促するようにお尻を左右に振ってみると、なんの予告もなくべろりと、ラギー先輩の舌が私の蕩けたその場所を蹂躙した。
「ひぁ、ああっ♡ あんっ♡ あっ♡」
 欲しかった刺激に嬌声が止められない。自分の指を放すと、今度はラギー先輩の指先が優しく肉の谷間に入りこんできて、クリトリスを引っ掻いた。
「やぁんっ♡ やっ♡」
 尿意に近い感覚が生まれて、思わず腰が浮く。それをもう片方の先輩の手が押しとどめて、私は身悶えながらラギー先輩の指と舌に翻弄されて、あっという間に快楽の階段を駆け上がった。
「~~~っ♡♡♡」
 ひぃ、と絞った喉から声ともつかない音が漏れていく。ガクガクとベッドに押しつけた膝が揺れ、断続的な痙攣が続く。その間もラギー先輩の愛撫は止まらなくて、優しくて焦れったい刺激に何度も腰をくねらせた。
「ん♡ かぁわいいッスね……♡♡」
「あっ♡ そこで、しゃべっちゃ、♡♡っ♡♡♡」
 ラギー先輩の声が肌を伝って、快感に変換されて身体の中をくすぐってくる。身悶えると、つぷ、と先輩の指が入ってくる。イったばかりなのに、いや、だからこそなのか、両手で中と外の良いところをトントンと叩かれて、まるでのたうち回る蛇みたいにしてまた絶頂を味わう。
 いつもよりずっと敏感になっている気がする。耳だけでなく、肌感覚が冴えている。頭皮でも、お尻でも感じてしまう。
「シシッ……♡ お尻の穴もひくひくさせちゃってやらしー♡♡」
 ちゅ、とお尻にキスをされて、きゅうきゅうとアナルプラグを締め付けてしまう。ラギー先輩の手が緩まることはなくて、二本に増えた指が肉壁越しにアナルプラグに当たって、おかしくなりそうだった。
「あっ♡ それだめぇ♡♡ またきちゃ、うぅうっ♡♡♡♡」
「ははっ、こんなにぎちぎちに締め付けて……気持ちよさそうッスねぇ……。オレのちんぽで奥まで触ってあげる」
 連続での絶頂に、お尻を突き出した状態でぐったりとラギー先輩を待つしかできない。尻尾が微かに震えて、じりじりと私の奥を責め立てる。一人で気持ち良くなってしまっている。一方で先輩がコンドームとローションの準備をしている音はよく聞こえた。
 コンドームのパッケージを破る。息遣い。ボトルのキャップを外す。とぷ、とぷ、と中身が出て、にちにちと扱く。私のひくついた媚肉に先輩のおちんちんの先っぽがくっついて、僅かに息を止める。
「ふっ……」
「ん、あ、ぁ……♡」
 先輩と重なった場所から、身体の隅々にまで甘い痺れが回る。押し広げられて、アナルプラグが圧迫されて、まるで二本受け入れてるみたいな。
 ぬぽ、と先輩の先っぽが入りこんで、じわりと快感が滲み出た。抗いがたい、温かいお湯みたいな感覚に、力が抜ける。
「まだまだへばんな、よっ♡」
「あぁあ――~~っ♡♡♡」
 ラギー先輩の一突きで、引きつった嬌声を漏らしながらまた達する。お尻の方まで気持ち良くて、もう力を入れているのか抜いているのか分からない。
 先輩が私の腰を掴んで、簡単なことのようにピストンを始めた。
 一回往復するだけで頭の中は千々に乱れてわけが分からなくなる。なのに、奥をこじ開けるみたいにとんとんと突かれて、その度にびくびくと身体の奥が勝手に気持ち良くなってイってしまう。
 目が回るほどの快感に、前後不覚になっていたらしい。気づけば揺さぶられるがままに喘いでいて、ラギー先輩にお尻を強く揉まれるだけで浅イキしていた。
「あ、帰ってきた」
「あんっ♡ らぎぃ、せんぱいっ♡♡」
「おかえり、ユウくん♡」
 名前を呼ばれ、また奥がぴくぴくと反応してしまう。もう触れられてないはずなのに、クリトリスがじんじんして、きゅんと疼く。
「やっぱちゃんと意識あった方がいいッスね」
「あぁ……っ♡」
 ラギー先輩の吐息が猫耳に当たって、ふるりと身震いした。と、先輩のおちんちんがゆっくり抜けていって、ころりと仰向けに転がされる。
「ん、次はこっちね……♡」
 ぺろりと舌なめずりしながら私を見下ろす先輩は色っぽくて、ねっとりした目をしていた。足を開くと、先輩が私の両足を肩に担ぐようにして、また中におちんちんが戻ってくる。
「んく♡ はぁ♡♡ おちんちん、プラグと、こすれ、てぇ♡♡」
ユウくん、ずーっとおまんこヒクついてんね♡ これからずっとお尻にプラグ差してしよっか?」
「ふあっ♡ んぁあっ♡♡」
 ぱちゅ、と一回腰を打ち付けられただけなのに、ずっと快感が湧き出て止まらない。湯船になみなみ張られたお湯にどぼんと浸かって、お湯があふれるかのように。
「ほら、子宮がさがってきて俺のちんぽの先とあんたの子宮口がキスしてるの分かる?♡ オレたちもこっちの口でキス、しましょ♡」
 ラギー先輩がぐっと私を抱え込みながら押しつぶすように迫って、強まる圧迫感にまた気持ち良くてイってしまう。唇にちゅっちゅって吸い付かれて、信じられないほど小刻みにお尻がぴくぴく痙攣して、それがまた気持ちよさに拍車をかけていた。
「んっ、んん♡♡っ♡」
「へへっ……すげービクビクしちゃって……♡ かぁわいい♡♡」
「やあっ♡ せんぱいっ、だめ、だめえっ……っ♡」
 息も絶え絶えに助けを求めると、ラギー先輩は垂れた目尻を更に下げた。
「だめじゃないでしょ?♡ それとも、本当にイヤ? ならちゃんと言って。頑張って我慢するから……ね?」
「あっ……」
 律動がゆるくなり、さも優しげな顔で先輩が私の返事を待つ。
 嘘だ。私が言ったって、頑張って我慢なんてしない。――私が嫌がるはず、ない。知ってるくせに。
「いや、じゃ、……ない、です……っ、ああっ!♡」
「シシシッ、だよなあ?」
 容赦なく奥を突かれて、先輩のおちんちんと私の子宮口がいっぱい『キス』をして、快感を起こす。
「あとちょっとだから付き合って♡ かわいすぎて……っ、いま止めらんねーからさ……♡」
「せんぱいっ♡ らぎーせんぱ、いぃっ♡♡♡」
「んっ♡ あ、っ、ユウくん、かわい……♡ かわい、いっ、♡」
 喘ぐしかできない私の耳に、ラギー先輩の上擦った声が染みこむ。先輩に余裕なく求められて、ずっとイったままみたいになって、徐々に浮遊感まで出始めた。
「ね、もっとかわいくなって?♡」
「んにゃぁあんっ♡♡♡」
 先輩の手がお尻の、プラグの付け根をぐにぐにと押さえつける。殆ど同時に耳も甘噛みされて、私は今日一番の嬌声と共に一際高い絶頂の壁を越えた。


 ラギー先輩が満足した後も、私は全然余韻が冷めなくて、いくらか手心を感じる先輩の後戯にもいやらしく身体をくねらせて悶えてしまった。
ユウくんえっろ……」
「もう、ラギー先輩のせいですから、んっ♡ だめ、だったらぁ……♡」
「やだなあ、疲れさせちゃったから後片付けしてるだけだって。気持ち良くなってるのはユウくんの勝手でしょ」
 後片付けでいつまでもふにふにと胸を揉むものでしょうか。それにまだプラグも耳も取れてなくて、これ見よがしに毛繕いみたくぺろぺろ舐めたり、にぎにぎと尻尾を擦ったりしてますよね?
 そんな言葉は飲み込んで、ラギー先輩の方へ寝返りを打って、向かい合う。
「……誕生日プレゼント、どうでしたか?」
「ん、最高♡」
 ちゅっと唇にキスをされて、プラグの根元を弄られる。
 再び漏れ出た甘い声はラギー先輩の唇に塞がれて、頼りなく鼻から抜けていった。

2025/11/28 UP

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