夢綴り
amor fati

ネタ帳と返信。乱文は仕様。ネタバレ全開。

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#FF9 #ブランク


ブランク夢なんだから石化する前と後で関係性が変わる二人の話は何回でも書きたいですよね……(醍醐味だと思っているオタク)(人生のサビ)

いつも日が暮れた後に決まった合図で家を訪れる人、という感じのブランク夢を書きたい 二人だけの決まった家の訪問方法があるのが好きなんだな(ジェット夢でも書いたので) まあ夜にしか来ない男が白昼堂々とやってくるのも美味しいので……

酒場で知り合う二人、というのもいつか書いてみたい 顔なじみだけど一夜をともにしたことはない




のが、ある日一発やってしまいどーしよってなるやつ

ブランク夢、未成年の頃書いたときの解釈あまりにも信用できるから宝石を丁寧に扱うように扱われたい女の話書けるんだよなあ…… 指先が器用というか、繊細な扱いがわかる(薬作れるし)男ブランク……えっちだ……畳む

twitterログ

#FF9 #ブランク

Twitterのログです。……たしかTwitterのログだったはず……。

ブランクさんあまりにも年下にモテるのに年下が恋愛対象外っぽくてふふふとなるし一度意識したら罪悪感ありそうだし好きな相手だからこそ頼りたくないシーンで他の男に泣き顔見せてるの見てめちゃくちゃ面白くねえって思って欲しいですね!!!!!

年下にモテるソースは私です。15歳~17歳くらいのときあまりにも好きだった(今も好きですが)ので……。

面倒見がいいので年下から一定の信頼があり、本人の自意識的には「イイオンナ」か「かわいい女の子(同年代)」に夢見てそうなんですけど、そのあたりの年齢層からはだいたい恋愛対象としてみてもらえなさそうな星の下に生まれていそう。
年下が恋愛対象外なのは大体世話を焼く対象だったり、「危なっかしくて見てられねーな!」だったりするからなんでしょう。きっと。

だからこそそんな年下の女の子に想いを寄せられたり、ただの妹分だと思ってた相手が別の男にすがって泣いてるのを見たらめちゃくちゃ面白くないと思うんですよね。ポイントは「すがって泣いているところ」であって、普通に熱を上げたりしてるだけだと全然反応しなさそう。
いつだって頼りになる兄貴分で、頼られるのがまんざらでもなくて、でもただの妹分で恋愛とか性の対象としては論外で、だから夢主は恋愛対象としてみてもらえない苦しみを別の男に吐き出してるのにそこでようやく面白くないと感じ始める男……いいな……(単に私の性癖では?)(宇野は訝しんだ)
でも普通に「お前いい相手いねーのかよ。嫁き遅れるぞ」からの「私はブランクが好きなんですけど!」に対して「へっ? は、あ?」って動揺した挙げ句「まあなんだ、その、よろしく頼む……」とかで普通に告白成功してお付き合いが始まるのもいいな!

2020/08/27 追記
ベッドの中でしか「かわいい」って言わないブランクさんはアリだと思うんですが、そんな自分を棚に上げて快楽に声を上げる彼女にこんなときだけ素直だなって言ってくるのもアリアリだと思いますね……。(普段から素直タイプ夢主もよきよきです)

ペットを可愛がるような「かわいい」は普段言えても、一人の大事な女の子に対する「かわいい」はなかなか言えない人だといい……。服なら「いいんじゃねーの」とか「似合ってる」とかで代用するやつ……。「俺がどう言おうが気に入った服着て機嫌よけりゃそれでいいじゃねーか(そこが可愛いと思っているので)」なブランクさんと、彼にこそ「かわいい」って褒めてほしい彼女の攻防戦。畳む

twitterログ

#FF9 #ブランク

ぽつぽつ細かなシーンなど

アレクサンドリア・ルビィの劇場にて下積み夢主がコソコソと入ってきたブランク(とマーカス)を見て「あっ もしかしてあなたがあのブランクさんですか?」って顔を輝かせているのを見て「俺もそんなに有名になっちまったか……」とモテる男はつらいムーブをかますもマーカスには(絶対違うと思うッス)って思われてて案の定「ルビィ姐さんがいつも言ってる時間にルーズでデリカシーのない赤髪継ぎ目肌の男!」と言われて「はああ~~~?!」(やっぱり)となる展開。夢主に悪意はない。マジでコソコソ入ってくるし継ぎ目肌だし時間に遅れてくるから単純に本当にそんな人いるんだ!となっている。
第一印象はお互いそんなに良くないんだけど、面倒見が良かったり暴力に訴えてくることがないのですぐに夢主からは信用されるけどブランクさんはよく働く夢主を見てすげえなって普通に思っている感じのあれそれ。夢主はブランクさんより小さい。

FF9本編よりずっと後。もしタンタラス、ひいてはシドのバックアップも手伝ってブランクさんが薬の工房を始めたら……と考えて最高だなと思ったけど戦えて薬作れて飛空艇操縦できるブランクさんを薬の工房に繋ぎ止めるのは正直惜しいし、もしそんなことがあるなら多分それは特定の誰かの存在があるからだろうなと思いました。昔なじみを薬草採取で雇ったりしているかもしれない。札付きのワル時代の顔見知りとかってどうしているんでしょうね。畳む

メモ,twitterログ

#FF9 #ブランク

夢ネタではないですがつらつらと


継ぎ接ぎの肌は火傷だったのかなあと考えてたんですがそれ関連で肌に服があたったりするのが嫌とか変装するときに自分の服が極力無いほうが都合がいいとかそういうアレなんだろうかと考えてました。でも多分ベルトスタイルなのは(ジョイントであれこれ装備できることを踏まえた上でそもそも)ファッションかもしれない。貧民層時代はそもそも服も物資の一つだし、貧困のために着ることができなかったのかも。

低い頭身でなら手袋は厚めがいいなと思いますが頭身上げるなら薄手の革っぽいかなと。スリやピッキングなどするならそのほうが都合がいいかなって。それも使い分けてそうですが。

作中でこそブランクはあの状態で健康であり、あれ以上傷を治すことはゲームシステム上、そして少なくともポーションでは無理。
薬に詳しいのは自分の肌(傷)を治そうとした名残か、はたまた助けたかった誰かがいたのか、それとも単に生きていくための知恵か。
イベント内容的には最後は微妙なラインですが、もしかしたら全部かもしれないし……。ともかく。マーカスのお墨付きで効果は非常に高いらしいので面倒見がいいのが高じてそうなったのかな……。
ただ惚れ薬に関しては完全に興味というか好奇心というか、金銭目的では? あと感情に作用する薬(しかも惚れ薬)の効果がいまいちなのは良心のためなんでしょうか。札付きのワル時代ならまだしも義理堅いのは昔からっぽいし、主義に反しそうだなと……。
プラシーボ効果を狙ってるだけで惚れ薬自体作る気があるのかどうか……。詐欺師ではないはずですが札付きのワルだったようなので稼げるなら稼ぎたい気持ちもある?(にしてもマーカスの、ルビィには黙っててくれってどういうことなのか 彼女で試そうとしたのか……? それとも現在進行系で試そうとしているのか?)あっ オンナにモテるって自称してたのはもしや薬で……???


ところで札付きのワルが頭から離れないのでキメセクの経験あるのかなと思いました。相手にだけ使わせるやつ。(どこまでワルくすればいいんだ……)
スリついでにエアキャブでお楽しみしたり路地裏でオンナを無理やり連れ込んだことがお有りで……????(とてもイメージできない)(昔悪いことをしていたなら多分それなりに贖罪があった上での本編だと思っているのでそこまで重くないワルさだといいな……)
札付きのワルの【札(ふだ)】とは、『人別帳』という江戸時代に使われた現在の戸籍に相当するものに貼られた札(付箋やシールのようなもの)のこと。当時、『連座制』という罪を犯した当人だけでなく、その家族や隣近所~同じ集落に住む者も処罰の対象とする制度があった。このため、普段から素行の悪く、大きな犯罪を犯しそうな者が家族に出たときは『勘当』という形を処置をし、処罰が家族に広がらないようにした。こうして勘当となった場合、人別帳から名前を消すため、名前の上に貼られるものが【札(ふだ)】にあたる。

ここから【札】が貼られるほど周囲も認めている悪人ということで、悪名が周囲に知れ渡るほどの不良のことを札付きのワルという。なお、【ワル】の部分は漢字【悪】の他、【不良】と書いてワルと読ませることもある。

日本語俗語辞書(『札付きのワル』の解説)

ということらしいので、ただ単に悪さの程度が極悪という意味ではない感じ……でも悪名轟いてたんですね……。マーカスともグループごと対立していたようですが縄張りが被ってたとか子分がやられたとかかな……女絡みではないな(断言)

薬に詳しい(調合できる)、戦闘員、劇団員、盗賊団員、飛空艇の操縦もできる、面倒見が良い、義理堅い……とかなりハイスペックなブランクさんですが本当に作中モテてないのが不思議ですね。兄貴キャラは男に好かれるタイプだから仕方がないのか。

FF9における識字率がどの程度か分からないけど、タンタラスは皆文字は読めそう。地図や間取り図も。畳む

メモ

#FF9 #ブランク

※本にするかもしれないしサイトに上げるかもしれないですが書きたいと思っている夢ネタをだらだらと


貴族夢主
悲恋になりがちだけどFF9なので……

リンドブルムの貴族夢主、生まれが複雑で……と考えていたけど、シドの隠し子はどうだろうかと思った。

少なくとも9世の子どもにすると夫婦間でまた問題になりそうなのでシド9世じゃなくて大公の隠し子か私生児あたりにしてシド9世がその身を案じてタンタラスに預けるのはどうか……と思ってます。血縁関係をどう整理したものか迷いどころ。シドの血縁にしたいのはただのイチ貴族の後継争いにシドが介入するか疑問なので。

これは貴族ではなく王族夢主なのでは?←イマココ

やんごとない血筋ながら育ちは普通。貴族や王族として育ったわけではない(一応経済的な大公のバックアップはあったけど)し、血筋も公にされてないので本人は自分に流れる血筋について知識として頭にはあるけどそれなりに恵まれた生活だったのもあって不満はなかった。シド大公の亡き後もそこそこ穏やかに過ごしていたが、母も死に、ある日誘拐されそうになったためシド9世に保護される。今更王族としての教育も望まないし身を案じられる程度には危うい立場(争いの火種になりかねない)らしいということで墓まで黙って持っていくつもりでいる。平和に過ごせるならそうしたい。

ブランクたちのような貧民層の出身ではないので最初は多少ソリの合わなさを感じるもまあブランクは面倒見がいいので……あと夢主もそこまで卑屈でもなければ野心家でもなく、ファブール夫妻の仲睦まじい姿を見たこともあり、穏やかな家族関係を持ちたいと思っている。母子だけの暮らしに不安や不便はなかったものの、タンタラスに預けられ男手があることのある種の頼もしさを感じるようになる。特にブランクは面倒見がいいので……(二回目)

自分の血筋に対して真面目すぎるとブランクとはお互いを思いながらも身体の関係は持たずに離れてしまいそうだな……と思ったんですけどFF9の世界観なら周りの方が先に外堀埋めてそうだなと思ったのでこの設定でも大丈夫そうですよね!

一般人夢主
多分一番ブランクと相性が良い設定ではないかと愚行する次第

花屋さんもよし、情婦でもよし、ブランクがふらっと立ち寄ってほのかな交流をしたりえっちに励んだりする感じのあれやそれや。彼氏彼女・恋人と言うにはあまりにも告白の言葉がない曖昧な関係。なんというか現地妻みたいな。同時にそういう夢主的立場の女が多数存在するのもいいけど私の好みにより基本的に一対一のお付き合い時空しか書かないと思います。

ブランクが石化していたのは一ヶ月ほど(※要確認)なのでその間に恋とか愛とかを募らせるパターンもまた王道。

アレクサンドリアで置き去りにされたルビィが立ち上げた劇場で下積みをする(役者志望・歌手志望・演奏者志望)少女も美味しいなと思う今日このごろ。ガーネット誘拐時点で採用されていて、それが縁になり……というのも美味しい。
ところでバクーが劇場艇を手に入れたのがゲーム本編開始の10年前で、シド9世からガーネット誘拐を依頼されたのが2週間前なんですけどタンタラス一座による「君の小鳥になりたい」はロングランで10年ずっと色んな所で上演してきたんだろうか……? 演奏者とも結構な付き合いですよね。うーん、音楽隊夢主もかなり美味しい!

あと一般人夢主なら普通に暴漢から助けられたい欲がすごい。エアキャブで痴漢ネタはもう誰かが書いてるかもですがそういうのからも助けられてみたい。でもエアキャブで痴漢するほどの時間があるのかという疑問は残りますね。

タンタラス夢主
美味しいポジション

音楽隊夢主といえばタンタラスの一員夢主もすごく色々かけそうで夢が広がります。音楽隊でもいいし、盗賊団員として腕をふるっていてもいいし、劇団員でもいいし、全部カバーしていてもいい! しれっとブルーナルシス号の操縦ができるブランクなので、劇場艇の操縦もできますよね……教えてほしいですよね……

ジタンとブランクは相棒的に活動してたっぽいのでかぶらないポジションは妹ポジションだけどこれはこれでなかなか恋愛対象としてみてもらえないやきもき感もいいし、守る対象だった妹分をそういう対象としてみている罪悪感みたいなものをひた隠す感じも美味しいですね。美味しいところしかない。

タンタラスの衣食住を一手に担う非戦闘員の家政婦的夢主もいいなあ! ルビィとは違うベクトルで頭が上がらないやつ。

昔なじみ夢主
同じ貧民層育ちのこれもまた王道

貧民層で札付きのワルでマーカスと対立してた頃を知ってる夢主も美味しいですよね……札付きのワルっていうくらいだから麻薬とか売春斡旋とかもやってたんでしょうかえへへ……トランスできないのはバッドトリップの影響がでるから……?(※違います)(※売人は薬物にのめり込まない)

どのみち丸く収まるとしてもタンタラスに入って関係が良くなった後だし、それまでは割と荒んでて切ない感じになりそう。なんならルビィ加入でなんとなく彼女を避けているブランクを見て「そっか……ブランクはルビィが好きなのか……」ってなりたいですよね。「私のほうが先に好きだったのに」今の関係に甘えていたら……展開は王道。でもルビィとはめちゃくちゃ仲良くなっちゃって複雑な気持ちに……なりたい……お化粧してもらってお披露目したけどブランクからしたら長年の知り合いがめかしこんでて「えっ」てなったりそういえばこいつ女だったなってなって座りが悪くなりつい「似合わねー」って言っちゃってルビィにビンタされるやつですよね。そして夢主はショックを受けてその場を取り繕うものの逃げ出して云々。雨降って地固まるもよし。夢の中でくらい報われたいのでハピエンがいいです。一度は推しに振られたい性癖と両片思いとすれ違いとハピエンの性癖が合わさって最高になります。

トリップ夢主
私の性癖

大昔に書いた自分の欲望に素直になったブランク夢、まだあるんですけどなにせ当時「欲望に正直に書いたので展開とかメチャクチャです!」って言ってただけあって本当にめちゃくちゃで、だからこそもう続きが書けないんですけど今トリップ夢主書くとしたらどういう設定にするだろうかとぼんやり考えます。ガーランドの魔法の影響で迷い込んでしまい帰れない設定にするでしょうか。ガイアには亜人がたくさんいるので異世界だということを認めざるを得なくなりそう。畳む

メモ

#FF9 #ブランク

リンドブルムの貴族生まれ夢主、複雑な立場故一時的にタンタラスに匿われる。最初はビビってたブランクが実は面倒見が良いことがわかりすっかり心を許しお互いに想い合っていることが分かるがいつかは離れなければならない身なので無責任に気持ちを告げることもできず……な夢が見たいですね

今FF9夢(お相手:ブランク)書くなら料理ができる夢主にするかな……タンタラスに身を寄せる以上なにかできないといけないわけで……っていうかブランクも独り立ちする日が来る……?悪くないけど面倒見が良いから離れるイメージはあんまり無いかな……

遙か昔に書いてたFF9ブランク夢が完全にギャグでブランクさんに「なんだお前」って言われる話だったわ(息を吸うようにトリップ夢主にする夢人)

今日はブランク夢について思いを馳せていたんですけど、トリップからの保護でタンタラス入りだったとして一時的保護とか、孤児扱いで妹扱いだとあの人手出してくれなくない……?ブランクよりも年上・タンタラス入りが先とかなら別だけど……

ブランクに対して並々ならぬお兄ちゃんみを感じているので、本当に彼に面倒見てほしいし兄貴ムーブして欲しいんだけど恋愛脳なので恋愛もしたいこのジレンマよ……タンタラスで保護されてブランクに叱られながら生きるすべを学びてえなあ……

『……ブランクはサボってるって言うか、宝石の善し悪しを調べてるっぽい。小さい虫眼鏡みたいなのを持って、さっきからじっと宝石を見てる。』
2005年の私、まだ未成年だった私、この描写、15年後の私も手放しで喜んでるから胸張ってくれな。

これはただのイチ意見なんですけど、FF9を初見で遊んだ頃ブランクは18歳くらいだと思ってました。アルティマニアで『タンタラスの平均年齢が若くなってきてる』『兄貴分』とかあったし……でもマーカスとバチバチに対立してた時代があると考えるともうちょい年食ってそうなんですよねえ…
ブランクさん大好きなんだけど、子どもはまだ居なさそうだなという点で今も二十代前半なイメージがあるんですよね。でも30前のブランクさんもかっけえんですよね…ただバクーが45とかでしょ?半分くらいの若造であって欲しい気持ちが絶えないんすよね畳む

twitterログ

#Dグレ
2008年の拍手御礼小ネタ。連載設定です。
年末と年明け。


「……あれ?祭壇に……蝋燭?」
「ああ、あれは待降祭が始まるから置いてあるのよ」
「……タイコウサイ?」
「イエズス・キリストが生まれたクリスマスを降誕祭って言うんさ。んで、クリスマスから四つ前の日曜日からそれぞれの日曜日に一つずつ蝋燭に灯を灯してクリスマスまで待つから、その期間のことを待降祭って言う」
「へええ……」
「そうなんだ。知らなかったや……」
「?知らなかったって……アルは英国人だろ?」
「僕はクリスチャンじゃないですから。ケーキを食べる日としか記憶してないですね」
「私が言うのも何だけどその覚え方激しくどうかと思う」
「あ、そういやクリスマスって正式には1月6日までなんだぜ」
「!?マジで!」
「マジマジ。王、或いは三人の学者がキリストの元へ行って祈ったのが1月6日だから」
「……知らなかった……」
「地域によっちゃ、クリスマスプレゼントは1月6日まで開けないって所もあるんさ」
「はぁー……ブックマンってすげえ。歩くお婆ちゃんの知恵袋みたいだ」
「いやいやいやいや!そんなレベルじゃなかったっしょ!?今の!軽くトリビアだって!!」
「トリビアって!今のトリビアにしたら全クリスチャンから袋叩きにされるさ!?」
「……ま、私は正月普通に祝うけど。あ、ユウ、お年玉ちょーだい」
「叩っ斬るぞ手前ェコラ」
「嘘嘘。大晦日一緒にジェリーさんに年越し蕎麦作ってもらって食べよう」
「……お前と?」
「うわぁ凄く嫌そうな顔」
「じゃぁ僕と食べましょうよ」
「アルと?」
「不満ですか?」
「いや、アルみたいな大食漢に横で蕎麦食べられるとこっちが落ち着かないから」
「そんな寂しい事言わないで下さいよ……」
「あ、そういやおせち料理ってジェリー作れるのかな。作れたらそれも食べよう」
「おせち料理?」
「元旦に食べるんだよ」
「へぇ……興味在りますね」
「モヤシに正月祝われるのも癪だな」
「僕は美味しいもの食べられればそれで良いです」
「んじゃ、今の内に箸の使い方教えないとな」
「教えてくれるんですか?」
「おう」
「有り難う御座います」
「ドウイタシマシテ。その代わりクリスマスプレゼントとお年玉を期待しているよ、アル」

「明けましておめでとう御座います。と言うことでお年玉!」
「ウザい」
「つれねー」
「フン」
「あ、お早う御座います」
「あーお早う、アル」
「二人で何してたさ?」
「お年玉せがんでた」
「つーか18にもなって同年代のヤツに年玉せがむお前もどうなんだ」
「私はほら、ピーターパンだし?多分」
「遂に頭がイカれたな」
「つーかピーターパンは男さ」
「五月蝿い。じゃぁネバーランドの住人とかその辺だ」
「投げやりさー」
「重要なのはスピリットだ」
「らしくない台詞ですね。酒でも入りました?」
「……そこの英国紳士!今からこのレディにたらふく貢ぐように。主におせち料理を。そしてお前は食うな」
「ええ!!!僕だってオセチ食べたいですよ!」
「ええいだまりゃ!男は女にかしずいてりゃいいんだ!」
「横暴さ」
「はいそこ!ラビも同罪」
「へいへい。……あ、リナリーお早うさー」
「あら、お早う」
「今からみんなで食堂に行っておせち食べるんさ。リナリーも如何?」
「それならご一緒しようかしら……あ、ミランダも誘ってくるわね」
「宜しくお願いします」
「ちょ!アルとラビは一切箸つけるな!」
「……いい加減にしないとお酒飲みますよ?」畳む

メモ